小学生の勉強

最近の長男は、学習習慣がついて、頑張っています。
が、与えられた宿題や課題をするのが勉強だと思っていて、それ以上はやろうとしません。
そりゃ、小学生なんてそんなものですけど。
それ以上求める方がおかしいのかもしれません。
が、勉強は自分に足りないものを考えてやるものだと思うのです。

高校生までの間は、学習対象は決められていますが、大人になれば、何を学ぶかを自分で考え、決めることになります。
勉強したといえるのは、身に付けた時、知識や技術を使えるようになった時であり、使えない知識などでは勉強したとは言えない。
そんな厳しい現実があります。

小学生の勉強の目的は、ざっくりいえば、生きていく力をつけること。
生きていくには、思考力、判断力、決断力、忍耐力、問題解決力、想像力、創造力、克己心、協調性、統率力、思いやりの心など、様々な能力を培うことが必要。
与えられた課題をしているだけでは、身につけられるものはあまりありません。

中学受験のその先を見据えて、そろそろ次の段階(自分で課題を見つけて、克服に必要なことを考える)に進めるよう、導いていく時期になったと感じています。

中学受験を始めて、社会に出たときに必要な力を培う手助けをする機会ができたと思っていますので、始めてよかったと思います。
また、気付くこと、子どもに教えられることも多く、人生100年時代だとすれば、まだ半分以上残っている自分の人生にもプラスになっていますね。

Quote
バーナード・ショー
人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである。