長男と長女と ~まずは長男の2022中学受験~

子育てと長男の中学受験(2022年)を中心にした雑記です。

夏休みの過ごし方(小6)

過ごし方というより、具体的な勉強方法というより、こうしておけば良かったとの思い(あくまでも長男の場合)。

夏休み時点で四谷大塚偏差値60程度。

必須
計算(毎日)
漢字(毎日)。意味を理解し、覚えることは読解でも重要。国語で点数を取れない原因として、語彙不足があると思いますし、漢字は書けても意味を理解していない子も多いのでは(長男がそうだった)。語句を見たときに意味を認識、理解できるくらいに覚える必要があります。また、同義語、対義語、同音異義語、同訓異字なども重要。

基本(ベース)
となるのは、夏期講習のテキスト、問題集。次いで、6年前期までの復習(苦手分野、頻出分野)。
完璧な教材なんてものはこの世には存在しません。
いろんな問題集に手を出さないのが大事。
偏差値60に届かない子であれば、塾の教材以外をやってる余裕はないと思われます(これまた長男の場合)。
わからないことを調べる参考書はあってよいと思います。

科目別(家庭学習)
算数重視だけど、満遍なく。
入試の配点によりますので、志望校の配点を確認してください。
社会と理科を早めに仕上げるのも一手。秋以降は、素点と特に偏差値がとにかく気になりますので、早めに社会と理科を仕上げて得点源にするのも(精神安定に)よいと思います。

社会も理科も予習シリーズ(または基本テキスト)を4年生のものから熟読する。7割以下しか得点できないのは、知識と理解が不十分だから。
問題演習は夏期講習でやるので、家庭学習ではテキストを読んで理解。因果関係、理由など理解することが大事です(秋以降の応用問題で必要な思考力は、基本知識と理解があってこそ太刀打ちできます)。

社会(知識)は夏休み中にコアプラス1周(漢字の書き取りは後回しで知識を定着させる)。教材は、何でもよいですが、赤シートで隠してやれるので、コアプラスが一番回しやすい気がします。最終的に、10月までにコアプラスを2周して、その後4科のまとめをやれば十分だと思います。内容は、4科のまとめが一番良いと思いますので、4まとは2周したいところ。
夏休み中は、まずは、知識を入れる。テストでは漢字指定があるので、漢字で書けるのは大事ですが、全部をやろうとすると中途半端になる可能性が高いので、書き取りは後回しで、夏休みは知識を固めるのを重視(漢字は問題演習やテストで出たものを書けるようにしておくことでよしとする)。

理科の知識はコアプラスで。コアプラスは夏休み中に1周。

国語は、漢字、ことば、読書。読書は、効果はゆっくりですが、長い目でみてなにより大事。本を読む時間がなければ、社会や理科のテキストを熟読で代替可とする。国語で点数が取れないのは、小学生の場合、語彙不足、長文が読めないこと(=集中力がもたない、試験時間内では内容を理解できない)、(その結果)時間が足りないことが原因かと。ですので、物語でいいので、1冊全部読みきる経験を積むのがよいと思います。長文になれることも大事。
おすすめは、ハリー・ポッター、クラスメイツなど。短時間で一区切りできるもの(クラスメイツなど)がよいと思います。

休憩に、
歴史マンガやDr.stoneなどでも。

夏休みは、時間があるようで、(四谷大塚偏差値60くらいだと)実際には夏期講習とその復習でかなり時間を使いますので、(夏休み中はまだ受験生の意識が薄い小学生の集中力はもたず、)他をやる時間、余裕はあまりありませんでした。

やるべきことを挙げすぎると、やれなかった時に焦るので、(とはいえ親としてはいっぱい挙げたくなるので)リストアップしたものの半分できれば十分と思って夏休みに臨むのがよいと思われます。