読書感想文 その2
読書感想文をどうするか。
テキトーに書いて出させても良かったのですが、
わが家では、
課題にきちんと取り組むことで学べるものがあると考え(たかどうかは正直なところ覚えていませんが)、
父の気まぐれで、
数ある読書感想文の書き方本の中から選ばす、
「わが子に教える作文教室」(清水義範)
を買うことに。
内容は、作文指導歴の豊富な著者が子どもの作文を上達させる方法を親に伝えるもの。
あくまで、親に指導法を教える本。
わが家では、妻が読んで活用。
父は、数年間、積ん読💦
最近、ようやく読みました💦💦
この本は、対話の本ですね。
文中にも、大要、
文章を書くことの根本にあるのは対話。ゆえに対話のない家で子どもは作文を書かない。
とあります。
この本は、教育の本です。
読書感想文についても書かれています。
ただ、読書感想文は百害あって一利なしとまで言っています。
そんな本を読書感想文のために買った自分は・・・。
妻がどう活用したかは知りませんが、
父の積ん(だ)徳のおかげか、
長男は何度も最優秀賞(の1つ)をとり、
毎年、学校を早退して授賞式に参加しました。
結果論ですが、買ってよかった、読んでよかった(のですが、読書感想文に役立ったかは不明です)。
読後感はといえば、
読み終えると、
子どもに作文指導をしたくなるかも。
いや、自分が文章を書きたくなるかも。
私は、掲載されている子どもの作文を読んで、自分の文才のなさを思い知らされ、ブログをやめようかと思いましたが。
軽い文体ですが、
作文の本ではありますが、
子育て、教育について、学びや気付きの多い本でした。
読書感想文
もうすぐ夏休み。
夏休みと言えば、
旅行、海、プール、スイカ、かき氷、宿題、自由研究、夏期講習、ダラダラ過ごすなど、いろいろありますが、
よく出される課題の一つに、
読書感想文があります。
まだ小学生の長女には当然のごとく、学校から夏休みの宿題として読書感想文が出されます。
出すのはいいのですが、
なぜ、書き方を教えないのだろう?
小学生には無理でしょ、教わらないと。
書き方の本などは、この時期、課題図書と並んで、本屋にたくさん売られています。
が、自分で学べじゃなく、学校で教えないと普通は書けないよ、と毎年思ってしまいます。
気のきく先生は、書き方のプリントを配ってくれますが。
書き方もわからないまま、
いきなり課される読書感想文という無理難題。
自由研究もそう。
時間があるから、調べながらやりましょう、といったところでしょうが、基本的なことくらい教えないと、どんな親かの運任せ(親ガチャ)になってしまうのではないかと思ってしまう。
提出しても、添削されるわけでもなく、放置。
それなら、名文でも書写した方が得られるものが多いと思ってしまう。
実は国語で書き方を学んでたりするのかな?
また、中学受験する場合、忙しい6年生の夏休みに読書感想文なんて、やってる時間ありません。
受験期には、迷惑な存在と感じた読書感想文。
長男の中学校でも読書感想文が出されます。
ただ、長男は、学校から課題図書が1冊指定されており、その本以外で書く選択肢はないようです。
5月にも読書感想文が課題で出されましたが、その時も、課題図書は1冊だけで他の選択肢はなし。
いずれの回も、文豪の作品。
夏目漱石と森鴎外。
自分だとなかなか選ばない作品を最後まで読むことになるので、これはこれで良いと思います。
無駄とは思わないし、
むしろ取り組み方次第では有益な気もするけど、
昔から、なんだか中途半端な課題と感じていた読書感想文。
自分がやるわけではないのに、
気が向かない。
相性
秋以降、
気になるのは、
過去問との相性。
過去問との相性は大事です。
でも、
もっと大事な学校との相性。
これは卒業まで続きます。
ただ、こればっかりは実際に通ってみないとわかりませんし、
通ってる本人にしかわからない。
雰囲気という点で参考になる情報としては、
先生や生徒のキャラなど。
学校見学会だけでなく、
非日常の場面(文化祭や体育祭など)と日常の場面(通学する子達の様子など)の両方は(怪しまれないようにして)見ておきたいところ。
長男の学校はといえば、
見学会の時に見た生徒たちの様子(爽やかに挨拶する姿)に好感がもてました。
その印象通りかは、現状ではまだわかりません💦
管理型か放任主義かは、
学校情報を収集する過程で、
入学前にある程度わかると思います。
一般的には、
進学実績を伸ばそうとしている(鼻息荒い)学校は管理型が多そうです。
長男の学校はといえば、
管理型。
ただ、鼻息の荒さは押さえ気味(なのは、学校として合格目標に掲げているのが、東大とかではなく国立大学)なので、
個人的な印象としては、管理型といってもガチガチではなく、面倒見が良いといったところ。
そういう意味では、(良く言えば)のんびりした、自走できない、幼い長男にピッタリ。
幼いので、
放任だと勉強しなさそうだし、
ガチガチの管理型でも息苦しくて、居心地の悪さを感じたかもしれないので、
結果、良かったと思ってます。
本当に、結果論ですが💦💦💦
学校とは合わなくても、
良い友達ができて、
この学校で良かった、
なんてこともあるので。
生徒との相性はもっと大事ですし。
これは入るまでは誰にもわからない
受験するまで、入学するまでは、しっかり情報収集して選ぶのが(親が自分を責めなくてすむという意味で)大事ですが。
入学してしまえば、親としては、
(自分の落ち度などすっかり忘れて)
その学校の良さを見つけることに重点をおき、足りない部分は他(塾など)で補えばよいと考えをシフトすることが(子どもの自己肯定感を育むために)大事だと思ってます。
ビブリオバトル
長男の通う学校では、
授業で、
ビブリオバトルが開催されるようです。
ざっくり言うと、
ビブリオバトルとは、
本を紹介し合い、最も読みたい本を決める催しのこと。
公式ルールもあるんですね。
それはさておき、
自分が推薦する本の魅力をどのように伝えるか考え、
他人の紹介を聞いて、
新しい本に出会い、
本を通して人を知り、
コミュニケーションについて学ぶ。
いろいろな学びを得られそうです。
少なくともその機会はあります。
本を読むことにもなりますし、
それだけでも良い学びの機会。
中1だけなのかどうかは知りませんが、
学びを活かすチャンスがあるといいので、
少なくとも毎年1回あるといいなぁと親としては思います。
道のり~学校選び~
道のりといっても、
算数の話ではなく、
自宅から学校までの話。
学校は、
自宅から近い方が良い。
通学で、考慮すべきは、
時間、乗り換え回数、交通機関の混み具合など。
もちろん、自宅から駅まで、学校から駅までの各距離、時間、交通手段も考えないといけません。
長男の学校までの電車。
あまり混んでいないと思ってましたが、甘かった。
通学時間帯は激混みだそうです。
そりゃそうですよね。
電車などで通学する中学、高校は、私立、国立、公立あわせて、たくさんあります。
高校生になると多くの人は公共交通機関を利用して通学します。
始業時間はほぼ同じだから、
みんな同じ時間帯の電車などで通学する。
だから、学生でいっぱい。
もちろん通勤する人もいますしね。
長男は混雑が嫌で、
早起きして、
混む前の時間帯の電車に乗ってるようです。
そうなると、
お弁当を作るのも早起きになり大変です。
何より、早起きで、睡眠時間が確保できないのは、
子どもの(脳の)成長に後々影響が出るのではと心配になります。
部活の朝練で早起きしたり、
宿題を終わらせるのに時間がかかったりで寝るのが遅くなり、
思った程は睡眠時間が確保できない、
そんな現実に直面してます。
そんなわけで、
熱望校だったり、
最寄駅が始発で座れる、
などの条件が揃っていれば別ですが、
基本は、やっぱり学校は近い方がいいと思います。
そうは言っても、
なかなか近くで選ぶのも大変だったりするんですよね。
良い学校はいっぱいありますが、
(子どもや親が)気に入るかはまた別ですし。
学校選びは難しいです。
遠くの学校になったら、
それはそれ。
早起きは三文の徳。
通学時間だけが大事なわけではないですし。
「幸せな子」を育てるのではなく、どんな境遇に置かれても「幸せになれる子」を育てたい。
(上皇后「歩み 皇后陛下お言葉集」海竜社)
教育は投資
教育は子どもへの投資。
そのリターンは、
高学歴?
高収入?
選択肢の増加?
もちろん、それもですが、
一番は、幸せだと思ってます。
抽象的な言葉は、胡散臭さを感じさせるのであまり使わないようにと思ってますが、
それでも、
リターンは幸せだと思います。
そう考えるのは、
投資(教育)の受益者は子ども自身だから。
投資者である親ではなく。
何を幸せと感じるかは、
子ども次第。
だからこそ、
教育を通じて身につけた学力、思考力、教養などで、
自分の幸せを追い求めてほしい。
何が幸せかは、
自分の心に聞くしかない。
そのためにも、親の価値観を押しつけるのはやめようと思う今日この頃です。
親の価値観を伝えるのはいいと思いますし、
伝えることは必要だとも思いますが、
子どもの価値観を受け入れたうえでの対話が必要だと感じています。