長男と長女と ~まずは長男の2022中学受験~

子育てと長男の中学受験(2022年)を中心にした雑記です。

百人一首

中学から、
新しい科目として、
英語の他にも、
古文や漢文が加わります。

中学生って大変💦

学生時代を振り返ってみて、
古文で記憶にあるのは、
平家物語の冒頭部分を授業で暗記させられたことと、
高校入学までの宿題で出ていた(ような気がする)百人一首を一つも覚えなかったこと(本を開くこともしなかった記憶があります)。

そんな思い出の百人一首
そのうち長男も(長女も)取り組むんだからと、
百人一首の解説本を買ってみました。
といっても、
お馴染みのマンガ。

買ったのは、
「のびーる国語 百人一首」(KADOKAWA)です。

これを選んだのは、
長男にとっては慣れ親しんだ、のびーる国語シリーズだからといった安易な理由からです。
読むのが何より大事なので、
どれでもいいから、
読み続けられそうなものがよいでしょうということで。

監修は、吉海直人氏。
百人一首の(文字だけの)本も多数出されているようで、
マンガ百人一首も複数冊の監修をされているようです。

まだ40首ほどしか読んでませんが、
父みたいな初心者にはわかりやすいと思います。
宣伝文句のとおり、入門としては十分な情報量で、歴史や人物、背景知識も知ることができてなかなか良いと思います。

知ってる歌なんてないと思いながら読み始めましたが、
意外といくつも知ってるもんですね。
たいした数ではないですが。

英語も古文も、
言語は、
音、リズムなど、
耳から馴染んでおくことが上達には欠かせないので、
何度も音読して、
その結果、暗唱しちゃうのが良いと思います。
長男はやってくれるのか?


「馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」

それぞれの道

知り合いの子供が私立から公立に転校した。

理由はわからない。
勝手な想像だけど、聞きかじった断片的な情報からすると、環境を変えて普通の中学校生活(勉強して、部活して、散財しない遊び)を、ということでの選択なのだろう。
学年も違うし、詳しいことは知らないけど。

高校受験することを考えると、3年生になる前がいいだろうし、早めの決断がいいと思う。

入学後間もなく、不登校になった子もいる(別の知り合いの子供で)。

個人的には、
どこの学校でも、
いいと思うし、
学校に行かなくても、
いいと思う。
わが子がそうなった時は、もちろん悩むし、不安な日々を過ごすと思うが。

居場所を作ってあげること。
夢中になれることを見つけること。
(大学以降)何かしないといけないと思いながら、何もしない、何者でもない、居場所のない日々を長く過ごした自分としては、何かやりたいことがあれば、それで十分だと思っている。

学校で学べることは多いし、学校には社会に出る前に学ぶべきことがまとまっているので、通学した方が効率的だと思うけど、他でも学べることだから、何がなんでもとしがみつくような場所ではないと思う。

他人の価値観で人生を評価する必要はない。
しちゃいけない。

何より、それぞれの子供たちにふさわしい、良い環境の中にいられることを願う。

いろんな人生があるけれど、
自己満足度が高い方が幸福度が高い気がする。
自分の人生なんだから、
自己満足でいいと思うんだよなぁ。

お弁当

作って冷凍しておいたものも含めて冷凍食品が多いかもしれませんが、それでも毎日のようにお弁当を作るとなると大変です。

作る人も早起きしないといけないですから。

と書くと父が作っている印象を与えかねないですが、作っているのはすべて妻です。

朝練があったり、通学時間のかかる学校に通うとなると、お弁当作るためにさらに早起きに。

同じものだと飽きるかもしれないですし、
毎日となると晩ごはんだけでも大変なのに、さらにお弁当のおかずを考えるなんて大変すぎ。

と書いてて思い出したのは、
高校の時は毎日お弁当でしたが、
たぶん同じようなおかずだったような・・・。
確かな記憶はないですが。
それでも、飽きたとか、毎日同じだから嫌だなんて思った記憶はないです。
今日はのりたまのふりかけだ、やったーなんて思ってたような。我ながらかわいらしい時代があったんですね。
たまにある焼きそばだけの弁当は、固まって食べにくいからできればやめてほしいと思った記憶があるくらい。

今は、昔よりも冷凍食品の種類が増え、味も良くなったので、少しは楽になった、
なんて作ってない奴が言う資格はないですね。

長男はいつも美味しいと言っていて、えらいなと感心して見てます。

親になって初めて心から自分の親に感謝することは少なくないですが(それまでは当たり前だと思ってたのか自分と思うと恥ずかしいかぎり)、
お弁当もそうですね。

時期が来れば

待つことは、
大事。
だとわかっていても、
なかなかできない。
待てない。
イライラしちゃったりも。

でも、
焦っていいことは一つもありません。

知らないものは恐い。
恐いまでいかなくても、不安。

答え合わせの回数が増えてくれば、
不安はなくならなくても、小さくなる。

それまでは、待つべきなんでしょう。
でも、待てないから。
伴走。

自走が理想だとしても、
伴走や並走できるうちは、したらいい。
本人は、わずかな時間や距離であっても、自分の力で走っている。
自分が競技者だという意識を持ってるなら、それで十分だと思うんです。

自転車と同じで。
手をはなす、時間と距離が長くなっていく。
いつの間にか手を離されていることに気付かずに自走してる。
伴走がいなくなったのに、
走り続ける日がそのうちやって来る。

伴走したくても嫌がられる日がそのうちやって来る。

長男は(学校からの圧力により)自走し始めているように見えるので、
本人に任せています。
ただ、英語だけは伴走したいと思う今日この頃。
単に自分(父)が英語やりたいだけなのかもしれませんが。
いろんなことをどんどん吸収していってるのが羨ましいのかな?
かまってほしいのかな?

その「時期」は、突然やって来るんですね。

面談

中学に入って最初の面談。

担任の先生によるのでしょうが、
もう大学受験に向けての話をするんですね!!
驚きです。

もちろん、ほとんどの親が志望大学、学部に合格することを期待して、
入学させているわけですから、
大学受験の話をするのは、
自然な流れなのでしょうが。

田舎育ちで、
中学時代は偏差値という言葉さえ知らなかった父にはカルチャーショックです。

といっても大袈裟な話ではなく、
単に、普段の学習態度などから、
このままやっていけば国立理系いけますよ、
とかなんとかその程度の話(定期テストの結果からはとてもいけそうには思えませんが)。

担任の先生はベテランだから、
(おだててブタさえも木に登らせるようで、)
スタートのこの時期が大事なこと、
怠けちゃうとあっという間に大学受験までのカウントダウンが始まる学年になっちゃうこと、
など経験を踏まえて、
親(を通じて子ども)への意識付けをしてるのだと勝手に想像してます。

2月のことはもうずっと昔のことのように思えます。
中学も同じようにあっという間に過ぎて、すぐに高校生になってしまうのだろうな、なんて思います。
中学入学後から大学受験を意識させるのは、高校受験のない中高一貫校だからこそ必要なことなのかもしれません。

気が遅いですが、英語のリスニングでも長男と一緒に始めようかな。
3か月後も同じこと言ってそうな気がしますが。

ゲーム

中学生になってから、
ゲームで遊べるのに、
ゲームで遊ばなくなったのは、
単に、
やりたいゲームが今ないから、
だと思います。

そのうち、
やりたいゲームが出たら、
またゲームする毎日が訪れるのでしょう。

だからといって、ゲームを禁止する気はありません。

良い方にも悪い方にも変わる可能性があるのは当然。
信じて任せる部分を増やしていくことで、
親の手を離れた後も、
自制できるようにするのが目標。

夢中になれるものがあれば、
そちらにも時間とエネルギーを割くだろうから、
夢中になれるもの、やりたいことを、
見つけてほしい。
高校受験がないので、その時間はありますから。

勉強であってもいいし、
スポーツであってもいい。
ゲームであってもいいけど。

する側ではなく、製作する側、サポートする役割もありますし。
何かを通じて、多面的に物事や社会を見るのも勉強。
その手助けをしてあげよう。

何を学べるかは、
教材の問題というより(それも大事だけど)、
学ぶ姿勢なのでしょう。

これまでとの違い~やることない~

中学受験の時の長男の口癖。
「やることない」

6年夏休みまでは、ゲームは1日1時間(YouTubeも合わせての時間)。

6年秋以降は、ゲームは禁止(たまに30分だけ許すことも) 。
休憩時間は、マンガか読書。

勉強の合間だから、あまり読書はしたくない。
(気持ちはわかる。)
マンガも何度も読んだから、読みたいマンガがない。
そんなことが多く、
やることないが長男の口癖だった。

中学に入ってからは、
全く聞かなくなった、
その言葉。

6月に入ってから、
久しぶりに耳にした。

疲れて遊ぶ気力のなかった父が長男にかけた言葉。
ゲームやったら?
長男の口からは、
久しぶりにゲームするか。

平日の過ごし方は知らないが、
ゲームは週1くらいしかしてない様子。
YouTubeは毎日見てるみたいだけど(制限時間は概ね守っている様子)。

あれやった?
これやってないよ、やらなくていいの?
なんて声掛けされなくなって、
やらされている感がなくなったからか、
勉強をはさみつつ、YouTube見たり、マンガ読んだり、趣味の時間を楽しんでいる様子。
中学生になり、
ドアを閉めて自分の部屋いることが多くなったので、
何をしてるのかと覗いてみると、
半分くらいは勉強している。

いきなりは変わらない。
少しずつ。
ゆっくりかもしれない。
方向性が間違っていなければ、
見守る。
たまには尻を叩くこともあるかもしれないが。