長男と長女と ~まずは長男の2022中学受験~

子育てと長男の中学受験(2022年)を中心にした雑記です。

経験

経験は大事。

経験については、
漠然と、
成人するまでは成功体験8割、失敗体験は2割くらいが望ましいと思っています。
自己肯定感、挑戦する意欲を醸成、維持するために。
親をはじめ大人がフォローできる未成年の間に失敗も「継続」(→「経験」の間違いでした💦)しておくのがよいと。

中学受験が成功体験かどうかは、
考え方次第。捉え方次第。

長男にとっては、第1志望校に届かなかったという意味では失敗体験ですが、中学受験自体は、おそらく長男の中では成功体験として捉えられているように感じています。

受験直後も、失敗という感覚は薄く、挑戦したことに誇りを感じていたように思います。

本人なりに精一杯頑張って、あきらめずに挑戦したうえで合格を勝ち取ったから。

長男にとって、真剣に、心身ともに疲労困憊の中、努力を継続した経験は、それが1週間や1か月であったとしても、成功や失敗という分類を超越した、大きな財産となっていることでしょう。

合格した学校の数は問題ではない、
と言いたいところですが、複数あった方がいいと思います(長男は1校です。これは親の責任💦)。
子どもには自信になりますから。

3年近くに及ぶ受験勉強で、解けなかった問題が解けるようになるという経験を何度も重ねたことも財産となっていると思われます。


中学受験を経験したことは、これからの学校生活、取り組み、心持ちなどで、プラスにもマイナスにもなるので、評価が確定したわけではないでしょう。

それでも、先の見えない暗がりの中、歩を進めた、その精神力、努力、経験は、大きな財産。これは確定。


「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。」
羽生善治