学習マンガ(理科)
学習まんがでまず思いつくのは、歴史漫画です。
歴史漫画は、歴史学習の導入としても、流れをつかむのにも役立ちます。
歴史漫画はいろいろな出版社から出されており、我が家でも角川の日本の歴史を少しずつ購入しています。
マンガ好きな長男は、マンガは自分から読みますが、参考書を自ら開くことはありません。父は、自ら参考書や問題集を開きますが、それは買う前の時点に限られており、見比べたり集めるのを趣味としているだけで、買って満足、買って賢くなった気になるタイプです。10年近く前に購入した語学本が新品同然で家にあります。折り目も使った形跡もありません。しかも何冊も。
マンガ好きな長男に、マンガを楽しみながら、勉強にもなって一石二鳥、なんて下心満載で、これまでも学習マンガをいろいろ買ってみました。でも読みかけのままのものも少なくありません。
良い学習マンガはたくさんありますが、今回、すばらしいものを発見しました。「ドラえもんからだシリーズ」です。
これはおススメです。いえ、おススメされていました。紹介してくれたのは、芦田愛菜さん。もちろん知り合いではありません。「まなの本棚」(小学館)で紹介されていました。「まなの本棚」には他にも子供に読んでもらいたい本がたくさん紹介されています。
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「ドラえもんからだシリーズ」を購入したきっかけは、長男が理科の内容を覚えられなかったことです。
小学生でも、理科で、動物とヒトの体を学習します。血液のはたらき、心臓のしくみ、呼吸、消化と吸収といったことを学びます。
大人になると興味深いですが、父も中学生や高校生の頃は、全然興味を持てませんでした。
長男もあまり興味が持てないらしく、また、小難しい用語、内容を正確に覚えておらず、週テストでも、記憶している用語をテキトーに書いて答案を作成しているようでした。
そりゃそうですよね。興味が持てないのに、初めて聞く用語ばかりで、覚えるのが大変。大人でもやる気がでません。
塾で使用する予習シリーズは、よくできているテキストですが、情報量も多く、初めて学ぶことばかりの長男には無味乾燥にみえることもあり、なかなか学習意欲がわきません。
そんな長男のために、興味を持って読み進められる学習マンガを探していて見つけたのが、「ドラえもん からだシリーズ」です。偶然、同じ時期に「まなの本棚」を購入していて読んでいたところ、紹介されていたので、すぐに飛びつきました。
近所の小さな本屋にはなく、内容を確認できないので、まずは「Vol.2 血液の流れ」を買ってみたところ、買って正解でした。わかりやすくて面白く、長男も長女(小2)もすぐに完読していました。
内容としては、中学受験に十分に使える内容です。
マンガだけでなく、「もっと知りたい人のためのQ&A」で(マンガではなく、文章です。)、「動物の心臓はどうなっているの?」といった、より詳しい内容なども扱っています。
漢字には”ふりがな”がふってあるので、低学年の子も読むことができます。
テキストで学ぶ前の導入としても、参考書で学習した後に理解を深めるという使用方法でも、どちらでもとても有益です。
長男は、予習シリーズで学んだ後に、読みましたが、理解が深まり、暗記もしやすくなり、とても役立ったようです。
「Vol.2 血液の流れ」が面白かったので、すぐに「Vol.1 食べ物の消化」を購入しました。
こちらも面白く、学習にも役立つものでした。
Vol.3以降も購入しようと思います。
Quote
「教えるということは、こちらが差し出したものがつらい義務ではなく、貴重な贈り物だと感じられるようなことであるべきです。」